Showa Surveying Company                                     


よもやま話

平成15年6月12日(木) 測量作業への疑問。−外国人母子の場合−
 道路に三脚を立てて、トータルステーションを覗いていると、小さい子に「なにやってるの?」と尋ねられることが多々あるが、今日は欧米人母子の会話をきくことのできた日であった。
 三脚の前を通り過ぎて、子が母に尋ねて。 
 (4歳くらいの男の子)What's doing?
 (母)           I don't Know.
 たったこれだけの会話であったが、(だから聞き取れたのだが)これが日本人の場合は、
 (子) なにやってるの?
 (母) お仕事よ。
 というのが多い。
 ”作業の内容は専門的なことなので分からないが、何か仕事をしているのだ”ということを子に教えるというのは、社会勉強になって良いのではないかと思います。
(M.Y)
平成15年6月19日(木) 横浜市コンクリート石標の埋設
 とある山林で境界標を埋設することになりました。
 その山には道路が有ります。道路といっても舗装されている街中の道路のようなものではなく、昔から徒歩通行に供されていた、登記簿の地目上”道路”という状況です。いわゆる山道です。
 この区域は国土調査が実施されており、その際設置された道路区域を示すプラ杭(プラスチック杭)が存在しています。
 そこで、この山林を分筆あるいは利用するために、プラ杭を横浜市のコンクリート石標に替えることになりました。
 赤いのがプラ杭、細長いのがコンクリート石標です(12cm×12cm×90cm)。
 プラ杭から40cm離れた位置に90度の間隔で引照点をもうけます。
 プラ杭を抜き、コンクリート石標を埋めるための穴を掘ります。
 引照点からの距離(40cm)を確認しつつ、位置決めをします。
 埋め戻します。
 赤ペンキを塗って完了です。
 最後にきちんと埋設されているか、鋼巻尺や測量器械で点検計測します。
 (M.Y)
平成15年7月16日(水) 長いもの
 横浜市内の山林で現地踏査に入った班から聞いた話を紹介します。(以下小説風に)

 K.O君はいつものように先頭を切って、その山に現存する境界標を探索し、かつその境界標を測量するための多角点(測量器械を順次据え付けて行くための基準杭)を設置する位置を定めるべく歩みを進めていた。
 すると、10メートル程前方でシャーシャーという怪音がするのを耳にした。何かなと思い近づき様子をうかがうと、背筋が凍りつくような光景がそこに出現した。なんと、長さ70センチメートル位の蝮(マムシ)が「こっちへ来るな」と威嚇するかのように、その音を発していたのだ。
 蝮は猛毒を持っていて、噛まれると血清注射などによる治療を受けても手足が丸太のように腫れあがってしまう。
 そこで、K.Wさんが長鎌(長さ1.5メートル)で音の主の周囲をエイヤとつつくと、こりゃかなわんと思ったのかカサカサと葉がこすれる乾いた音をたてながら逃げて行ったという。        
(終)
 
 夏から秋にかけて、山林などに入るとよく青大将に出会います。このヘビは毒を持たないので、びっくりすることがあっても、「奴め出やがったな」てなもので、風物詩のようになっています。が、しかし今回出会った蝮や山かがしは毒ヘビですから、細心の注意が必要です。日頃、先輩から山に入るときは長鎌や棒のようなもので前方を探りながら歩くようにいわれています。そうすると、やはり、逃げていくからだそうです。
 このたびの話を聞いて、それを再度実感しました。
(M.Y)